呼吸器内科・アレルギー科

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呼吸器内科

呼吸器内科

呼吸器内科とは肺・気管・気管支・胸膜に起こる病気を診る診療科です。肺炎・気管支炎・胸膜炎・気胸・肺結核・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・間質性肺炎・肺癌・気管支喘息など多くの疾患があります。特にさまざまな呼吸器系疾患、生活習慣病の原因となるのは喫煙です。当院では保険診療での禁煙治療が必要な方は近隣病院へ紹介させていただきます。また睡眠時無呼吸症候群についても、自宅で出来る簡易検査にて診断可能となっておりますので、お気軽にご相談ください。

呼吸器内科の主な取扱い疾患

呼吸器感染症(気管支肺炎、肺炎、肺膿瘍、肺結核、非結核性抗酸菌症)、慢性好酸球性肺炎、COPD(肺気腫、慢性気管支炎)、過敏性肺臓炎、間質性肺炎、サルコイドーシス、肺癌、気管支拡張症、慢性呼吸不全(在宅酸素療法等)、睡眠時無呼吸症候群など

慢性咳嗽(がいそう)せき

咳が長引くのは精神的ストレスになるばかりではなく、体力の低下をきたします。悩んでいる人が多いですが、的確な診断と治療を受けている人は少なく、重大な病気に気づいていないこともあるので、お気軽にご相談ください。

気管支喘息

気管支喘息は、アレルギーが原因でおこる疾患です。ゼーゼー・ヒューヒューという音がするのが特徴で、咳や呼吸苦の原因になります。主に診察と症状や経過から診断されますが、当院では必要に応じて呼気NO測定などの方法を用いて診断を行っております。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDは喫煙歴を有する方の生活習慣病で、呼吸困難や慢性の咳、痰が症状です。日本では約530万人の罹患者がいると予想されますが,500万人の人はCOPDなのに受診していないといわれ、見過ごされがちな病気ですので、喫煙歴があって動くと息切れをする方はご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群は日中の眠気のため生活に大きな支障を来たすばかりではなく、高血圧、メタボリックシンドローム、心血管障害、脳血管障害を合併します。いびきがひどい人や無呼吸をご家族から指摘された方などは、できるだけ早く検査を受けて診断し、早期に治療を始めることをお勧めします。自宅で簡単な器具をつけるだけの検査ができます。

アレルギー科

2週間以上続く咳を認める場合は、かぜだけでなく、気管支喘息、咳喘息などアレルギー性疾患を考える必要があります。ゼーゼー・ヒューヒューと喘鳴を感じなくても、丁寧な聴診、胸部レントゲン、肺機能検査、血液検査から気管支喘息と診断できることもあります。この他にも花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、食物アレルギーなどの症状について診療をさせていただきます。

アレルギー科の主な取扱い疾患

咳喘息・気管支喘息・小児喘息(吸入指導含む)、アナフィラキシー、花粉症、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、食物アレルギーなど

花粉症

スギ花粉は2月から4月に飛ぶと思われていますが、実際にはわずかながら冬の間に飛び始めています。 花粉予報の「飛散開始日」より2週間ほど前(1月下旬頃)から抗アレルギー薬治療を始めるのがよいでしょう。初期療法により、症状の出現を遅らせ、さらに症状を軽減できシーズン中に強い薬を使う量や回数を減らせます。 また、シーズン中は薬を続けることが大切です。症状に応じて内服薬、点鼻薬、点眼薬を併用します。とにかく症状の出る前に、あるいは出てしまっても軽いうちに治療を始めることをお勧めします。また、従来のアレルギー薬ではコントロールできない重症例に対し、高額な治療になりますが12歳以上であれば生物学的製剤(注射)の保険診療が認められました。事前に血液検査をして重症例であるかどうか調べる必要がありますので、ご相談ください。

舌下免疫療法

舌下免疫療法とはアレルギーの原因物質(アレルゲン)を含んだ錠剤を少量から投与し、
体をアレルゲンに徐々に慣らしていくことで、アレルギー症状を和らげていく治療です。

舌下免疫療法は約8割の方に効果が確認され、スギ花粉症とダニアレルギーに治療が認められており、保険診療で治療を受けることができます。従来実施されていました注射で行う皮下免疫療法と比べて、痛みがなく、副作用も少ないため小児にもお勧めの治療法です。ただし、スギ花粉の舌下免疫療法は、花粉の飛ぶ1月から5月までは治療を始めることは出来ません。6月から12月までのなるべく早い時期に治療を始めることをお勧めします。

蕁麻疹(じんましん)

皮膚は外から中へ向かって、角質-表皮-真皮という構造になっています。蕁麻疹は真皮にあるマスト細胞からヒスタミンが放出されることで、痒みやむくみが起こる疾患です。原因が特定される場合には原因を避けることが重要ですが、原因が分からない「特発性」が多く、抗ヒスタミン薬などにより治療を行います。

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